骨董品の保管

工芸品の保管・修理・手入れ方法

工芸品の保管・修理・手入れ方法
工芸品は使用されている素材に応じて保管方法には違いがあります。どのような保管が適切なのか、いくつか保管・手入れ方法についてご紹介しましょう。
目次
  1. 1. 漆器の保管方法
  2. 2. 陶器の保管方法
  3. 3. 工芸品の修理方法

漆器の保管方法

漆器は一定の水分が塗り表面と木地の乾燥を調節しているため、長期間乾燥した場所に保管すると塗り表面が痩せてくる、木地が歪むなどの劣化が起きます。
正しい保管方法は漆器同士を柔らかい紙を挟んで重ね、通気性の良い布で包み、無垢の木箱や桐箱、なければ化粧張りされていない紙箱に入れください。
保管する場所はある程度通気性があり、1日の温度差が変化しにくい場所が望ましいです。
乾燥に弱いので湿度に注意し、直射日光を避けるようにしましょう。

長期間保管するとカビが生えてくる可能性があるので、定期的にお手入れすることも大切です。
洗う時は水かお湯だけで洗うとツヤの出が良くなります。
無理に汚れを擦ったりそぎ落としたりすると傷がつくので注意してください。
汚れが気になる場合は中性洗剤で洗い、その後は柔らかい木綿やガーゼなどで丁寧に拭くことでツヤ上がりが良くなります。

陶器の保管方法

陶器は湿気を吸いやすい性質を持つので、保管前にしっかり乾燥させてください。
また、磁器と重ねて保管すると傷を付ける恐れがあるので、磁器と重ねる場合は薄い紙を挟んで傷をガードしてください。
吸水性があるので保管する場所は通気性がある場所に保管しましょう。

お手入れ方法は汚れがある時は中性洗剤を使い、柔らかいスポンジや布で優しく洗いましょう。
その後、熱めのお湯に陶器を沈めると汚れが良く落ち、さらに乾燥の時間短縮になります。
陶器にカビが発生し臭いがする場合は、漂白剤で除去することが可能です。

工芸品の修理方法

工芸品は壊れてしまうと価値がなくなってしまうと思う方は少なくないでしょう。
確かに塗り表面のツヤがなくなり、色褪せ、変色、欠け・割れなどは工芸品の価値を下げてしまうことにつながります。

しかし、工芸品の修理に対応している業者があるので、工芸品の破損があればそのような業者に修理を依頼すると良いでしょう。
修理することで工芸品の美しさが蘇るだけではなく、今よりも丈夫な状態にすることができます。
一般的なお手入れでは落とせない汚れのクリーニングや仕立て直しなどに対応している業者もあるので、自分の手に負えない場合は活用してみましょう。

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