骨董品の保管

三味線の保管・修理・手入れ方法

三味線の保管・修理・手入れ方法
目次
  1. 1. 三味線の保管方法
  2. 2. 三味線の修理方法
  3. 3. 三味線のお手入れ方法

三味線の保管方法

三味線の皮は天然素材であるため、高温多湿の場所にとても弱いです。
保管する時は温度や湿度の変化が激しい空調機や窓の周辺、変色や劣化を避けるための直射日光や雨が当たりやすい場所に保管しないようにしましょう。
また、外に持ち出しする際は長時間車内に放置しないでください。

保管方法ですが、三味線を手入れした後に胴を調温効果のある和紙袋で包み、長袋もしくは胴袋にしまいます。
そして、最後にケースに収納して高温多湿にならない場所を選んで保管してください。
湿気が気になる場合は市販の乾燥材を袋などに入れて仕舞うと、皮が湿気で破れやすくなることを抑えることが可能です。
桐も調温効果があるので、胴と板に桐製の胴板を挟んで湿気を抑える方法もおすすめです。

三味線の修理方法

三味線が破損した場合、専門店で修理してもらうことが望ましいです。
中でも天神の欠けや糸巻き部分の折れ、皮が破けるといった破損が多いので、持ち歩く際はハードケースに収納する、ぶつけたり、落としたりと衝撃を与えないように注意しましょう。

皮がずれたり剥がれたりした場合は、もち米を糊代わりに接着させることが可能です。
しかし、もち米は熱に弱いので高温多湿の環境や体の熱や汗により、接着が取れてしまう恐れもあります。
簡易的な修理では不安のある方は、専門店で修理してもらいましょう。

また、皮は温度や湿度の変化で少しずつ動いているので、長い間弾かないと皮が破けやすくなります。
三味線を弾くことで皮に振動が伝わり、一方向に集中して動くことを抑えられるため、皮が破けるリスクを下げることが可能です。
定期的に三味線を弾くこともメンテナンスの一環と考えましょう。

三味線のお手入れ方法

三味線を保管する前は必ずお手入れをしてから収納しましょう。
棹や撥に付着した汚れや汗は艶布巾を使い、糸を緩めて棹と糸の間を丁寧に拭いてください。
紅木も艶布巾で拭くことにより艶が出てきます。
糸に引っ張られて棹が変形することがあるので、艶布巾で拭きながら糸を緩めて保管してください。

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